モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

BLACK CAT #4「微笑む猫」感想

 イヴの救出、かたやイヴの抹殺。  目的が相反する2人が繰り出す、正面切っての大立振る舞い。そして原作では未遂だった‘兵器イヴ’の目覚め。そしてトルネオの最期とトレインの自我への自覚。 これだけの要素を入れながら、時間にも内容にも不足なし。それでいて終盤への布石や、TVシリーズの中でも5本の指にはいる(当社比)アクションシーンのクオリティの(完成度の)高さが盛り込まれた。至高の1作。それくらいいい構成だったと思います。イチオシです。

 ○side1 ブラックキャット  序盤はまさに“不吉を運ぶ猫”の面目役如、というかそれを通り越して最強ぶりを存分に見せつけたトレイン。凄まじい早さで駆け抜け、撃ちまくるトレインはすんごいかっこよいです。よーく見ると同じ絵の使い回しが随所に見られるのですが、そんなことを全く気にさせない疾走感、  すごい、すごすぎる・・・

 どちらかというと、トレインは暗殺型と言うより正面切って突入していくタイプなので(後の様子を見る限り)こういうやり方の方がしょうにあっているのかも・・・  もっとも、ー敵の時は無敵の強さを発揮するのに見方になるととたんに弱くなるー  という、ジャンプマンガの隠し法則みたいなもの(?)でいえば、今後のトレインでは見られないかもしれないので(おいおい)未観の方は絶対に観ましょう!!  ○side2 スヴェン  一方、大量の猫を呼び寄せて門を開けたスヴェン。一見妙なこの方法も、かなり合理的なやり方。かの豊臣秀吉戦国大名の中でも戦上手の方達は、兵の少なさを隠すため、たいまつや旗、人形を用いて相手を攪乱したことは知られていますし、木曽義仲は、牛にたいまつを付けて平家に突撃させたことは有名です。いずれも己の不利さを別なもので補った有名例。スヴェンもなかなか考えてます(その後の大量の猫の行方が知りたい・・・)  だが、目の前には黒猫が・・・追いつこうとすれども追いつけない(あんな重いケース持っているのだから当たり前なんですが)。あせ5るスヴェン。その様子とトレインのすさまじさがスヴェンの声を通して表現されている、この演出がまたいいんだ、これが、、、  このままでは先を越される。スヴェンは奥の手ならぬ奥の目を発動。なんと、トレインよりも先にイヴの元へ・・・  ○side3 イヴ  再会した2人。緊迫した状況なのですが、なぜかやりとりはコメディチック(笑)そのなかでも、「ハンカチ」や「アメ」など、ふたりをつなぐミニアイテムが随所に現れているのは、上手いなあ、と関心。  束の間の時間は終わりを告げます。まずトレインが現れ、さらにはトルネオが到着。イヴの示した意志も、彼女を救うことにはならず、なんとプログラムがイヴのなかへ・・・  原作では埋め込まれなかったこのプログラム。埋め込まれたことで、イヴは凶暴化。トレインに襲いかかります。スヴェンもトルネオらに取り囲まれ、絶体絶命・・・なんですが、なぜか床からリンスが現れ・・・  ○side4 リンス  スヴェンと分かれ、地下へ潜入したリンス。なぜかかたづけられているガードマン。そして、繰り返されてきた実験体の数々・・・毎度思うのですが、なんでこういった実験体は陳列されているんでしょうか?成功例ならともかく、これらはまだ試作段階のもので並べておく必要ないと思うのですが、、、  そして彼女が手にする謎のフロッピー。これが終盤、忘れたところで使われることになろうとは・・・  そして(なぜか)床から登場、なんで?と思いつつもリンスのおかげで危機を脱したスヴェン。化け物と化しているイヴのもとへ。そして・・・  ○side5 トレイン  傷つきながらもイヴのプログラムを外したスヴェン。まるで走馬燈のように(おいおいっ)思い出されるイヴとの記憶。こういう時のスヴェンが一番“紳士”らしいですねえ。  イヴは元に戻り、トルネコ屋敷は爆破された模様。ひとまず危機は去りました。  いや、まだ終わっていない。再び(三度?)銃を向けるトレイン(無傷!)  彼の背中を(いろんな意味で)押したのは、サヤの一言  「撃ちたくないから撃たない。それが正解」  そのとき、トレインは自分で、自分の気持ちで銃を引きます。きっと撃ちたくなかったから、そうしたかったから・・・    何事もなかったかのように屋根にいたのでしょう。やってきたサヤに(今更っすか?)名前を問われ、トレインは静かに微笑んだ・・・  ↓今回紹介した#4が収録されたDVDです。収録話の内容やイメージがすごくよくでてる、いいパッケージです。ただ、サヤの目線が異常に確信犯なんですが(苦笑)  BLACK CAT Vol.2