モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

フルメタルパニックTSR Scene5「うるわしきシチリア」感想

 ここから原作ベースのストーリーが始まりましたね。前回までの未知なるドキドキ感は薄れた感はありましたが、その反面ブルーノやゲイツの位置づけがはっきりした分、厚みがあるなあ、とも感じたり・・・  そしてド派手なカーチェイスが見所のScene5。リアルロボットアニメ・学園ラブコメなどなどなんでもござれのフルメタですが、一介の兵士達の生身のガンアクションも大きな魅力の1つ。『スパイ大作戦』や『コンバット』を彷彿させるミリタリー的展開は見応えたっぷりです!!

 ○ミスリルの実態  今作で初登場したミスリル上層部。無所属の傭兵部隊とはいえ、内実は某刑事ドラマの本店のような状況。裏切り者を出した責任所在でもめる上の方々、見ればテッサじゃなくてもうつむきたくなりますわな。まあ、もっとも前々作ラストでも裏切り者出してしまっているミスリルとしては、意識過剰になるのもしょうがないのかもしれませんが・・・  一番かわいそうなのは板挟みのテッサ。一番辛いポジションにいながら(裏切りや部下の死を目の当たりにしているだけに)なかなか理解されない(というか気付かないところで心労を貯めている)苦しさ。この一部隊の責任と重務を背負っていることを再認識させるシーンですね。今作のテッサはさらなる板挟みに苦しめられることになるのですが、、、    ○潜入  一方、逃亡したブルーノが押し倒した女性は、言うまでもなくマオ。クルツとも合流し、裏切り者ブルーノを捕獲・連行する作戦。さすがに怒り心頭な姐さんですが、ここはこらえます。  あとは引き上げるだけなのですが、この手の脱出はうまくいかないのがお約束(?)またたくまに包囲され、絶体絶命・・・・とそこに試験をほっぽり出した宗介が到着。車での壮絶な逃亡劇がはじまります。  ○イッツ ア ロックンロール  武器満載の車で逃亡するウルズチームVS13台ものテロリスト車両軍団(しかも防弾使用)なのにうれしそうな姐さん。こういうノリ好きそうですし似合ってます。この方の旦那様は存在するんでしょうかねえ・・・  それはともかくミサイルやらマシンガンやらショットガンやら手榴弾やら、色々出しまくって迎撃するマオ・クルツ。状況はしんどいはずなのに、いつもの軽いノリがあるのは、皆さんどこか抜けているところがおありだからか?(それが魅力なんですけど)  ○愛の?長距離電話  一方こちらはかなめ。携帯で彼氏と電話してる女の子にひがみ全開のところに、恭子が宗介に電話をするというキラーパス(?)に密かに動揺してます。ちなみに恭子ちゃん、かなめとの話しに(ほぼ)常に宗介の話を混ぜる当たり、相当な確信犯の臭いを感じるのですが・・・  ちょっと緊張しながら電話をするかなめ。しかし相手の宗介は何かをしていて、核心に迫れる会話まで行かない状況。  言うまでもなく当の宗介は地球の反対側でカーチェイス中。すぐ後ろから銃弾がそばをかすめるような状況の中、電話をする、いやそもそも電話に出た宗介に拍手を贈りたいです、ワタクシ(笑)生と死の境界線上にいるはずなのに、なぜかほのぼのとした空気が流れているのは音楽のせい?それとも会話のせい?  このカーチェイス。本職(軍人)と副職(高校生)を兼任?している宗介の今の状況を表した、とっても象徴的な一幕、同時にこんな状況でもかなめの護衛意識を持ち続けている宗介の心の位置を示しているシーンとも言えます。結局テロリストは撃破。追撃してきたASも謎のM9が撃破したことで任務完了。もはやギャグキャラ化したブルーノが哀れ(爆)。またかなめのご機嫌を損ねた宗介もふんだりけったりです(爆)ちなみにこの携帯料金いくらだったのでしょう、さりげなく国際電話なだけに電話した恭子は料金見て悶絶したのでは・・・  ○狭間で・・・  今回のケースのような場合が増えてきて、兼任は難しいのではないかと懸念するマオ。ふもっふ見てきた人間からすれば、任務などそうそう常にあるわけではないと思ってしまうのですが、ある意味不規則業なだけに、今作のような(突然早退したりする)事態が生じてしまうと、宗介が持たなくなるのでは・・・というのはまっとうな心配。(宗介は意識していません、この時点では)任務に忠実な軍人と、1人の意志を持った人間との両者が並立し始めている宗介が、究極の選択を迫られる今作。「アンタの人生設計よ!!」と宗介を責めるマオの言うとおり、彼も決めなければいけない刻が、迫ってきているのです・・・    フルメタル・パニック! The Second Raid Act3,Scene04+05 (初回限定版)