人と人とは不思議なもので、初めて会ったとき感じた疑問や不信感は、ある程度つきあっていく中でうやむやになっていく。今仲良くしているのは、今のその人だから、過去は関係ないと思えてくる。でも、親しくなるにつれ、かつての疑問が再び甦ってくる。過去に何があったのか、何を知っているのか・・・ 別に問う必要はないのかもしれない、今のままでもいいのかもしれない。知らない方がもしかしたら幸せなのかもしれない。 でも知りたい、そう思うこともその人を知りたいから、もっとそばにいたいから。 知らなければならない、問わなければならない。 そうしなければ、前には進めないから。。。 ○新番組仮面ライダーガタック(違) ヒロインの危機に、民間人のピンチに。逆光の中・月を背に、颯爽と現れる男、ガタック。 つうか、Aパートはタイトル変えても良いのでは?と思わせるほどのガタック祭り(笑)強すぎですわ。 余談ですが、あの月を背にして登場したシーン。わざわざあの階段に昇っての登場。なんで昇ってんの?と味気ないツッコミをしてしまいました(しかも「まてーい」って、仕事人か?) それはともかく、強いガタック。加賀美も調子に乗っているようで「強いぜ、オレーー」「やっとオレの時代が来た、いや、時代がオレに追いついたんだ」 ・・・先週の決意がこれかい・・・お調子者なところは相変わらずのようです、でもまあ、この単純さが加賀美らしさなんでしょうね。実際微笑みたくなるほどの純粋さですし。 ただ、ひよりに正体見られたことで、ひよりにかつての記憶が再び甦ります。両親を殺したベルトを巻いた少年、疑いは(気持ちの中で)消化された天道にまで降り注ぐことに・・・ ○ひよりの気持ち 「またひとりぼっちになっちゃうよ・・・」 両親の墓の前でひよりはつぶやきます。天道も加賀美も自分を助けてくれる。はっきりしない記憶が自分を苦しめ、疑いの種をまき続ける。 「本当は、そんな風に思いたくないのに・・・」 何か、泣きそうになりました。知らないことが、信じられないことがひよりをここまで苦しめてきたのかと、、、同時に人を信じようと、人と一緒にいたいと思っていることにも小さな感動を覚えましたね。悲しそうな目で見つめる天道もgood。なんだかんだ言いながら、ちゃんとそばにいる天道。でもなぜ彼は全てを語らないのか、これは優しさ?それとも・・・ そして、ようやくひよりの疑いの全貌が見えてきた加賀美。そもそもなぜ天道がベルトを持っているのか、なぜ彼が選ばれたのか?1話から続くこの謎、親しくなってきたからこそ、改めて問わなければならないこと、加賀美にも天道への不信感が・・・ ○天の道を行くラーメン道 その当の天道は、じいやの屋台をお手伝いすることに。(with樹花) ガタックエクステンダーを手に入れた加賀美が屋台に入るなり 「おじさん、ラーメン1丁」「おじさんじゃない、おれ様だ」 はははっははっは(爆笑)いやー天道は天然ボケキャラで全てを司れるよ、マジで(?) 自称ラーメン通の加賀美をもうならせるこのラーメン、口コミか早くも行列、この男、何をやらせても本当にできるねえ。羨ましいよ、ホント。そしてそれは、浮世離れしたおぼっちゃますらうならせる味。ちなみに神代は金払ってくれたんでしょうか? そしてそして、すんげえ器用なことをしてくれるカブトゼクター。お呼び出ししてくれるだけでなく「虫切り麺」までしてくれるなんて、なんてサービスいいんだ・・・「ワームだぞ、・・・なに、麺を切る?んなもんオレが変わりに切ってやるよ」ってなところでしょうか?余談ですが、あのあと屋台はどうなったんでしょう?待っているお客さんはいなくなったようですけど、神代の隣のお客にはラーメン出ていなかったけど・・・ ○ど勘違いな決闘 ガタックには負けないぞ、とカブトも大暴れ。前回スコルピオンワームのせいで、カブトらしさが薄れていましたが、今回から復活。やはりカブトはこの圧倒的強さがないとおもしろくありません、今回もライダーキックで瞬殺。加賀美に追求されますが、上手くかわして退散。でも太陽と読み取るのではなく、空・宇宙・もしくは時空と解釈すれば、あながち間違ってはいないのか・・・も? ここで済めば普通の日々なのですが、なにを勘違いしたか神代とフェンシング対決をすることに。とはいえ、さすがは天道。フェンシングもできるとは一体どんな幼少時代を送ったのか? 初回での勝負では何をやっても引き分けでしたが、今回は天道の勝ち。隙のない相手なら隙を作ってやれば、かえって簡単に崩れる、格闘マンガでよく使われる手法ですね。 これでも満足しないのか変身しての対決を挑んでくる当たり、潔さがないですねえ、しかもなんか触手みたいなもののばしてるし、サソリのシッポは毒汁みたいなの出してるし、いいのか、こんな勝負で?? ○密かな破産の危機 なんでじいやが屋台やっているのか、未だにわかっていない神代は、さすがに疎かというか、哀れというか(もっとも三島も、サソードゼクターを取り上げない当たり、狡猾と言うかずるがしこいというか。きっと最終的には奪うつもりなんでしょうけど) 屋台で神代家の財政保てるのか?と聞くのは野暮なのか?それに、ラーメンを知らなかったり、ラーメンをスプーンで飲んでいたり「ラ・メーンのフルコースを食してみたい」と言ったりと、そんなのでは、頂点には立てないだろう、と多くの人がつっこんだに違いない(笑)彼の強さは、いわば支えられている強さであって、自立した強さではないんですよね。なんというかもろい強さというか・・・じいやがいなくなって、名門の家を失って、全てを知ってでも彼は頂点に立とうと思うのか・・・彼の試練は始まったばかり、、、 ○奮戦 ひよりに迫る危機。ひよりが持つ緑の石。シブヤ隕石のかけらであると判明したその石をワームが狙っているとつかんだ加賀美は、ひよりのもとへ。 白のドレス(レース?)と、今までと違ってきれいというか美しい衣装のひよりに、予想通りワームが。間一髪間に合った加賀美。もうばれている以上躊躇してもいられない、と変身してガタック祭り第2章が幕を上げました、もう言うことなしと言うほどの大活躍。ライダーカッティングもみせて、ごちそうさま、おなかいっぱいでーす 余談ですがライダーカッティング、予想以上にかっこよかったですね。フィニッシュがツノからのエネルギー(雷撃?)とは、まるでストロンガー!!
そして次回はいよいよ渋谷へ。果たして謎は解明されるのか?