モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

まいぶーむ

 今回は久々の本特集です。BOOKのカテゴリーなのだから、そりゃあそうだ、なんですけど(笑)

 ○バガボンド 24 (24)
 年に数回のお楽しみ、バガボンド念願の新刊です!!。今回は武蔵が小次郎に会って、自分が忘れていたものに気付きます。何を忘れていたのかは見てからのお楽しみなのですが(笑)、今回は心の根幹に迫った力作だと思います。改めて井上雄彦のすごさを実感しました。
 バガボンドの特徴は、心の動きやキャラクターを、その圧倒的な描写力で、説教臭くなく、それでいてまっすぐで愛おしく感じさせてくれる、その心の根幹に問いかける展開だと思います。正直、ここまで絵だけで人の心を揺り動かせるのは、この人以外に何人いらっしゃるのだろう、と何回も思いました。それだけの描写力だと思います。
 24巻では、武蔵の心の動きを、丁寧に斬新に描いています。そしていよいよ運命の日、長きにわたる戦いが、始まります。果たして武蔵がここで戦うことが、良かったのかどうか、それは彼自身にしかわからないのかもしれません・・・
 

 ○水滸伝〈1〉曙光の章
 心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。北方水滸伝、ついに文庫本が刊行されました。
 かくいう私も文庫本を心待ちにしていた1人です。水滸伝という壮大で、でも難解な物語を独自の視点と語り口で完筆された北方先生は、本当に尊敬します。
 北方文学は、歴史小説のなかでは珍しい部類にはいるのではないでしょうか?それは北方謙三ならではの、大胆な展開と人物視点による完全な中立視点のない描写が大きな特徴と言えるでしょう。個人的には、一般的に知られている原作(例えば今回なら水滸伝)を読んでから、この北方水滸伝を読むことをオススメします。なぜなら、北方文学の本を読んでから原作を読むと、原作がつまらなく感じてしまうからです(笑)
 水滸伝は数多くの人物が登場します。冒頭の人物紹介は手放せません(本当です)巷で知られているような著名人は、そうたくさん登場しないので、混乱するかもしれませんが先はまだ長いです。しかも今からドキドキする展開が始まっているのですから読まないわけにはいきません。。。このまま行くと文庫本を完読するにはあと18ヶ月、、、な、長い・・・
 

 ○楊家将〈上〉楊家将〈下〉
 あまり聞き慣れないタイトルですか?それもそのはず、原本がまだ日本にはないからです。しかし、読めば引き込まれていきます。中国史上、多くの英雄に愛された名作を、北方風に召し上がれーーー