枯らせない、流させない、忘れさせない。
大事なものを守るため、大事なものを取り戻すため
例えそれが、過去のものだとしても・・・
○バカは、割とそこにいる Aパートの主人公は、事実上この人、山崎退。今回の会話を見ても、この番組の中でも新八と並ぶ、一般庶民派に属する御方(笑)なんせ新選組自体がツッコミと矛盾に満ちあふれた組織だから(爆)なおさらこの人が普通に見える(しいて言えば、仕事よりもミントンが好き、ということくらい。仕事しないでストーカーしている人や、腹黒い人やマヨラーがいること思えば十分に及第点)。 で、密偵の仕事もきちんとこなせているところや、なんだかんだ言われながら土方に当てにされているところを見ると実力派のようです。言うまでもなくツッコミ役(爆)
さて、密偵の仕事で潜入した山崎。そこは、記憶を失った銀さんが(しかも一生懸命)仕事している工場。 ここで、話題の(?)一品、ジャスタウェイがお目見え(よく見ると、万事屋にもありました)。。。が、これ何なのでしょう?山崎がツッコミまでもなく、無気力感と脱力感に満ちあふれた代物。しかも(後半見るとわかりますが)爆薬入っているし・・・これも黙々と量産していた銀さんって・・・ ちなみに、これ、生産方法はどうなっているんでしょうか?山崎のラインはただ付けて立てるだけだったのですが(これ見て、こち亀で両さんがやっていた、倒れている缶を立てるバイトを思い出しました)これ以外を見ると、ちゃんと中身も入れているんでしょうか・・・? さらに、銀さんだけじゃなくて近藤までいるし・・・ 「もうダリーよ、めんどくせーよ、お前ら」 ごもっとも・・・
○枝は枯れない
実は、幕府を潰そうとしていたことが判明した工場長。ジャスタウェイがその兵器(これが?)で、しかも「マムシZ」なる大筒まで持っていることで、銀さんらが人質にとられ・・・
脱出に成功するものの、追いつめられる3人。そこへ
「江戸が焼けようと煮られようと知ったこっちゃないネ」「でもこの人だけは撃っちゃ困りますよ」
「好きでここに来てんだよ」「好きでアンタと一緒にいんだよ」
原作以上にジーンときてしまいました。そしてその後の記憶が戻る描写が、鮮やかに幻想的に描かれていたのが、また涙を誘いました(原作では明確な描写が無かったので)
例え小さな枝葉であろうと、折れない限り幹へとつながっている。お互いが断ち切らない限り、枝葉でも幹を揺り動かせることができる。小さなざわめきが、目の前の景色に色を付けていく・・・それは、なくしちゃいけないものだったんですね。
「けーるぞ」
まー、いつもの銀さんの方がちゃらんぽらんで手間かかって、人間終わってたぞ。それでも・・・いいんだね。その方が、いいんだよね。。。
銀魂 07〈完全生産限定版〉