予想以上に楽しめました。電車やス○カ変身を見た時は「ん?」と思いましたが、きっと慣れていく範囲内だと思いますし、なにより鬼だの憑依だのとりつくだの、妖怪もの?も入っていて中々おもしろそうです(昨日、映画『どろろ』見たばかりなのでなおさら)。 大きな話の展開はまだ見えないので(謎はありますが、謎めいているわけではないので)しばらくはこんな感じで短編チックに行くんだろうな、と想像。
○ついてない主人公 不幸の神がとりついているんじゃ、と思うくらい不幸な主人公の良太郎君。おそらく本人の性格が弱々しいからさらに不幸さが伝わって、何か痛々しい(泣)なくすといけないからって財布に名札、しかもからっぽって何年生だよ(笑)あの優しげで可憐なお姉さんがいるからああなったのかなあ、取り巻き多すぎですけど(周りを気にせずにただコーヒーを入れるお姉さん、天然?) ま、ああいう人間だから憑依されたんでしょうねえ。実際モモタロスに乗っ取られたら、ただのバトルマニアになってましたし(爆)
○憑依 まだつかめないのがイマジンの存在。どうやら時空や時間軸とかと関係があるようなのですが、今のところ人間の体に乗り移るモンスター、みたいな印象しかありませんねえ。バットイマジンと電王の会話からしても彼らが組織化している感じはなく、ただの同僚(?)の間柄のようですし・・・ ただ、願い事の代償の話しが出てきていたので、この物語、根幹の部分はかなりハードでシリアスなんじゃないか?と想像しています。良太郎やモモタロスを始め、のどかな皆さんが多いのであまり感じづらいですが(笑)
○ただのバトルマニア 何が何だかわからずに変身して、モモタロスに体を提供(?)したことで現れた電王・ソードフォーム(以下電王S)戦い方はとにかく自信家、それもカブトのような最強ぶりではなく、たんなる自信家で戦い好きという、とってもツッコミ甲斐のあるキャラ(爆)必殺技はまだイマイチなので「おれ様の必殺技、パート2」を期待してます。
○その他 ・パンクした自転車を修理した良太郎、お金はどこから? ・秋山莉奈ちゃん、アギト以来2度目の平成ライダーレギュラー。が、扱いはほとんどスマートレディ? ・ライブラリカフェ“ミルクディッパー”内装はあとりっぽくて好きなのですが、客があまりにも偏りすぎ。経営は大丈夫なのか? ・かっこよく口上を始めるものの、まるで聴きもされずに潰される砂モモタロス。あのコミカルさは素直に笑いました(笑) ・モモタロスの声はガンダムSEEDやdestinyでおなじみの関俊彦さん。怪人だけじゃなく、事実上ライダーのアテレコもする、準主役級の大活躍。反対に主役の良太郎役佐藤健さんは、ほとんど「うわー」的な逃げ腰声のアテレコ。。。最終回までにライダーらしい声でアテレコできるのか?
1話としてはおもしろかったです。でもあんまり良太郎の不幸描写ばかり目に付くと飽きるかも・・・
この後、良太郎は他のイマジンにもとりつかれるようなので(OPにも別フォームの姿が出てましたが)、この迷走ぶりにも注目したいところです。