モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

機動戦士ガンダム00 #2「ガンダムマイスター」感想

 ー衝撃の表明。呼応するかのようなセカンドミッション。世界が注目する中、4機のガンダムが、誰もが信じない‘理想論’を現実のものとするー  ○揺れる世界  ソレスタルビーイング(長いので以下CB)の表明演説に、それぞれの見解や思惑、疑問などを見せる各勢力、人物。それらを丁寧に描写する手法(というか、構成)に感服。今回シーンの切り替えが多かったにも関わらず、落ち着かない展開と感じさせなかったのは、この丁寧な手法だと思います。CBの動き1つで、各勢力が、世界が揺れ動いていくその様は痛快感すら感じてしまいました。  今回の世界は3つに分裂した世界。なので、CBが対象とし、CBを対象とする勢力も、この3つを中心に展開していく、ということを暗示させたやりかたに、「世界」を描いていくのだな、と改めて認識しました。それを引いた目で描写する、群像劇的、あるいはややドキュメンタリーな手法。 結構好きです。    CBについての疑問を、各国が出していたけど、沙慈・クロスロードが「自分の利益にならないのに行動する人なんかいるんだろうか」というセリフが、地味にこの組織の本質を衝いているな、と思います。「背後に強力なバックがいる」という考えや「何を狙っている?」という疑問も、このセリフに帰結するからです。  前回も少し触れたかと思いますが、CBの目指すゴールはどこなのか、というところに、この作品の大きな注目点があると思います。「戦争根絶」とは、いかなる状態の世界をさすのか。その状態になった場合、CBはどうなっていたい、と考えているのか。  上層部(声明を発表したシオリアは既に故人らしいのですが・・・?)と現場(スメラギ以下のメンバー)のゴールが一致しているかどうかも不明、なので土壇場での裏切り(反乱・反逆)は十分考えられますし、仮に現場側が高貴な(?)があったとしても、CBという組織自体がなんらかの利益のために動いていることもあり得る展開です。destinyの某議長のように(笑)  が、この#2で、反英雄という形で、己を世界共通の的として、世界を1つにさせる、という狙いらしきモノが出てきました。要は敵の敵は味方、2者の対立に第3者が割り込むと、それまで争っていた2者が(共通の敵を持ったということで)手を組む法則(?)を差しているものと考えられますね。スメラギが「私たちは物事を変える時に付きまとう痛み」とCBを称し、アレルヤが「希代の殺人者」と自らを称していた(それがCBだ、とも言っていましたが)あたりから、それを感じ取ることができそうです。そうすると、CBを待っているのは(彼らのゴール自体が)破滅であり、栄光どころか悪役を志願したのと同じなのですが。そりゃ酒飲みたくもなるよ、スメラギさんプンプン未来永劫虐げられるかもしれない立場と修羅場の舞台を作り続け、若者を生け贄として晒し続けると言うことになるのだから・・・  後者だと考えた場合、CBの意義そのものは出てくるかもしれませんが、そのためのガンダムなのか?といわれると、まだピースが足りない気がしますね。所詮、利害関係を誘発するだけになりかねませんし。  余談ですが、そういう損得勘定にあまり縁がなさそうな沙慈クンがそんなセリフ言うこと自体が驚きです(笑)その一方、カレを奔放に引っ張り回すルイスちゃん、お気楽すぎるという意味では、精神的に沙慈の方がしっかりしているのかも。彼らが紛争に巻き込まれた場合、どう変わっていくのかも見所かもしれません。   ○「俺が、ガンダムだ」  やはり不安定さを露呈した刹那。彼の中には、やはり、かつて紛争に巻き込まれ、絶望の中で「神なんていない」と感じ、それでいて、紛争を収めたガンダムに、憧れや希求を抱いたという、2つの現実が、彼の中で混ざらずに独立しているんだろうなあ、と改めて実感。  「俺が、ガンダムだ」というセリフは「俺があの日のガンダムのような、神(に近い)存在になる」という意味なのか、それとも「正義の味方」的な感情が入っているのか。どちらにせよCBの目的=刹那の目的とは思えないのが現状ですね。CBの存在意義が見えづらいのも刹那が原因かもしれません。  危なっかしいところがあるとはいえ、戦闘技術はかなりのものだし、最後の詰めも怠らなかったあたりはプロの貫禄はあった。刹那についてはもう少し他者との会話の中で見極めていく必要がありそうです。  刹那に限らず、ガンダムマイスターの4人はかなり訳ありのようです。彼らの内面への描写がないのがやや不気味。メンバーの中での立ち位置はわかりましたけど(爆)  ○その他  ・「世界の調停者」を名乗るユニオン。漁夫の利を得ようとする態度が某国にそっくりだ(爆)でもユニオンは世界の安定(均衡)を望んでいるような節があるだけに、ワイルドカード的な役割を果たしそう。  ・宇宙からわざわざ地上に降りてきて、刹那達にセカンドミッションを告げる留美。通信手段ないのか、宇宙と地上で(?)  ・キュリオス、早くも火力不足の指摘DASH!中盤以降でのパワーアップ候補の筆頭っぽいのは気のせいか?  ・単独飛行、単独大気圏突入、GN粒子だけでここまでできてしまうとは・・・あと300年でこんなもんが本当にできるのか?とちょっと期待(笑)  ・射撃=ロックオン、回避=ハロ。デュナメスの見事な?使い方判明。  ・「キミの存在に心奪われた者だ!!」グラハム、最後の最後で全て持って行く名ぜりふ(笑)  

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

images