前回、チャドの大反撃ーーーーと一気に行くのかと思いきや、別行動のメンバーを織り交ぜるという生殺しのごとき展開やはりこれは時間軸の調節の問題なんでしょうか?
それと(このblogで散々触れてはいますが)原作との差がかなり縮まっているだけに、そろそろペースダウンとか、オリジナル編とか混ぜないと、と勝手に心配してしまうのですが・・・
○チャド、本当の覚醒
前回に引き続き、BLEACHには珍しい、拳と拳のぶつかり合い。その中で、チャドは己の力を確かめていた。
「すまない、隠していたわけじゃないんだ。ただ俺はこの虚圏へ来て、自分の中の力に現世にいた時とは違う何かを感じていた。その何かに戸惑って今まで自分の力を掴み損ねていたのだ。
「だが、ようやく掴んだ。どうにかここからは全力でやれそうだ。」
巨人の右腕ーブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテー
力を得たチャドは、パワーだけではなく、なんとスピード(
)においてもガンテンバインを圧倒し始める。
「鈍くなったか?」何か勝ち誇ってるチャドは、初めて見るかも(笑)
「この虚圏へ来た時、俺は自分の中の力がざわめくのを感じた。それはかつて、尸魂界に入った時には感じなかったものだ。そのざわめきはここへ来る間も次第に大きくなり続けた。そして、お前に攻撃を浴びせられた時、初めて俺はざわめきが落ち着くのを感じたんだ」
「俺は思った。あのざわめきはもしかしたら喜びのざわめきではなかったか。虚圏へ来た俺の力は帰郷のように喜び、ざわめき、同胞の手荒い歓迎によって我を取り戻したのではないか」
「この力を手にしてからずっと俺は疑問に思っていた。俺の力は死神とも、滅却師のそれとも違う。ならば俺は何者だ?その答えはやっと見つかった。俺の力というやつはどうやら死神や滅却師よりも虚に近いものらしい」
チャドにしてはとっても長口上(笑)見方を変えれば、それだけチャドは自分の感覚に戸惑っていたということでもあり、己の変化を理屈で昇華できたことに、興奮と満足と安心を得ている、ということなのでしょうか。
ちなみに、私はこのあとの
「世界に完全に拮抗する力などないと俺は思っている。力というものは常に変化する動的なものだ。僅かな差は常に生まれる、今の俺とお前のように」
がお気に入り。‘絶対’などない、だから、強くなれる。
そして、もうひとつの力、
悪魔の左腕(プラソ・イスキエルダ・デル・ディアブロ)
久保先生の構想力に脱帽した瞬間
①「傷つけるためにあるんじゃない」という祖父の教えを守り封印していた右手→守るためにこそ使わなければいけない、と力を解放(死神代行編での覚醒)
②再び祖父の教えに戻り、防ぎ耐えることで、守る。という祖父の魂が反応しての真の覚醒
おそらく、久保先生の中には、チャドの右手=攻撃ではなく防御の構想が、早い間にできあがっていたに違いない。それをこの場で惜しみなく出してくる。恐れ入りました☆彡
「魔人の一撃(ラ・ムエルテ)」でガンテンバインを破ったチャド。が、すぐそばにノイトラが・・・
初撃から全力で、とチャドは一撃を繰り出すが・・・
「何だよ それが全力か?」ノイトラは笑った・・・
「逃げろ茶度泰虎!!!」
○その他
・再び出てきたインフィナイト・スリックーと思ったら単なる鼻水(;^_^Aしかもマントになすったりと、何かいい年して、と言いそうになる(爆)
わかるぞ、雨竜。こういうマイペースな奴、苦手なのはすごーくわかる。でも、相手してあげて(爆)
で、何時の間にか先に進んでるペッシェ。年功序列だそうですが、会話だけ聞くと関係は逆な気が(^^;
・久々でもないのだけれど、久し振りと感じてしまう一護、恋次。真剣な状況なのだけれども、お供の者のおかげで明るくもあり、ノー天気にも見え・・・敵地ですからね、皆さん(笑)
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