モーション・グリーン

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楊令伝 第二十二回 感想

 収録内容は8巻に突入しましたね。以前、6巻~10巻は童貫との決戦の章になるだろうと予想しましたがどうやら当たりそうな流れ?決戦の鍵を握る金軍の動きに変化が見られたのが大きなポイントになりそうです。  ○金、動く?  金に関する内部の動きは、回ごとにめまぐるしく動いているので、なかなかわかりずらい。金に関して唐昇や武松らが話している項は数回読まないと頭に入らなかった(苦笑)  今のところ、  1金と宋(青蓮寺)の交渉により金軍の宋侵攻は一時的に回避されたということ  2扈成の暗躍により、北方の金軍軍閥が南下してきているということ  3「金を使って、宋を倒す」という楊令の基本戦略はなんとか進みそうと言うこと こんなところだろうと思われます(見逃してたらごめんなさい)    金と梁山泊との関係に、金と宋との関係が絡み、しかも宋といっても実質青蓮寺であるというところがこの北方戦線のわかりづらいところ。史実では今年中に金軍が南下してくるのですがここまでぐちゃぐちゃしてくると、すんなり南下してこないんじゃ。。。 (呼延凌が利明を食い止めろと命ぜられた期間の4ヶ月は、史実における金軍南下の時期とかなり近いことから、3が言えると予想しているのですが・・・)  ○1世キャラ、己を悟る  ここ数回で感じることは第1世代が「己を悟る(知る)こと」第2世代以降が「己を創ること」が暗黙のテーマになっているということ。戦死した呼延灼は特に、変化への対応や老いで劣化していると見られてきましたが、最期の最期で己のあるべき姿に立ち返ることが描かれてきました。  梁山泊崩壊から現時点でほぼ10年、多様化する状況やうねりの中で、かつての勇士たちはどう自分をあろうとするのか。  変わらずに己のスタンスを崩さない鮑旭という生き方もある。  細かいことは任せて、目の前の戦いを存分に戦おうとする史進という生き方もある。  さて、今回の扈三娘はどうかというと、どうやら自覚することの無かった「女性」としての本能に目覚めてしまったようです。嫌な予感がプンプンします。  逆に気になったのが花飛麟。前回の呼延灼からといい、今回の鮑旭からの教えといい、最近はやけに教えられるシーンが多く、花飛麟もまた才能を前面に押し出しすぎることが増えてきたような気がする。子午山出身者としては珍しい光景だとは言えるが、これは若いが故のあぶなっかしさと考えればいいのだろうか(李英もそうですが)    「耐える時は、ひたすら耐えろ。俺が言えることはそれだけだ」  鮑旭を象徴する、見事な一言。戦いを求めてさまよい、岳飛によって危うい状態を作ってしまった花飛麟に対する一言でした、結果や華やかな事ばかりを求めるのではなく、耐えて機会を待つことの重要性。    ま、2世代キャラを含めて、最近の新キャラはおとなしすぎた印象があったので、これくらい感情を内に秘めてくれた方がおもしろいですけど(笑)  そして、扈三娘の言葉通りなら、次回は久し振りに水軍が参戦しそう。こちらも楽しみ。 〔楊令軍〕      (黒騎兵) 100   楊令 蘇琪       (青騎兵) 200   張平       (カク瑾隊) 3000  カク瑾 蘇端       (越里隊) 3000  耶律越里   〔遊撃隊〕   3000  史進 鄭応 班光 【梁山泊】   〔郭盛隊〕 1万5千   郭盛   〔工兵隊〕 1000    陶宗旺   〔砲兵隊〕         呂皖      〔韓成隊〕 3500    韓成 宋万 【清河】〔張清隊〕  1万  張清 山士奇 黄鉞 【安平】→東50里〔呼延凌隊〕1万 呼延凌 李英 鍾玄 【南大樹鎮】〔馬麟隊〕6000  馬麟 祖永 曽潤        【冀州】〔鮑旭隊〕 8000  鮑旭 岑諒 田忠 (ショウ丹) 【歴亭】〔扈三娘隊〕4000 扈三娘      〔花飛麟隊〕8000 花飛麟 董進 黄表      〔攻城隊〕 600   李媛 荀響    【大城】〔韓伯竜隊〕3000 韓伯竜 孫安 馬霊