ザエルアポロ、怖すぎです・・・
もう、今回はこれに尽きる・・・
○狂気
ザエルアポロを理屈で考えるのは難しいとは思っていました。なぜなら、彼のスタンスには一貫性がない。
手段を選ばない狡猾さと、そのくせ自分の手を汚そうとしない傲慢さ
先の先まで見通す洞察力と、イレギュラーに動揺する小心さ
それでいて自分の予想の先を求める好奇心と、自分に勝るものを許さない独尊さ
ここまで不可思議であると、矛盾やら精神の不安定さでは片づけられない、まさに‘狂気’十刃という、一握りの虚の中から生まれた奇跡的にして絶対的存在の、唯我の孤独、ということなんでしょうか。
勝ち残らなければ生き残れない、そのためには手段を選べない。藍染の怖さに怯えながらも独断な活動を密かに進めるザエルアポロの姿を思い出してしまいました(遠い昔の記憶になりそうだ・・・)
‘狂気’といえば、ネリエルと対峙するノイトラもまた、やりかたこそ違うものの‘狂気’の十刃。しばらく、現世組+ノイトラにとって受難が続きそうです・・・
○その他
・原作にも増して、ドントチャッカ&ペッシェのギャグ度が増しているような気がする。こいつらホントにまともに戻れるのか
・アニメになると、ザエルアポロに翻弄される雨竜&恋次の緊迫度がまた一段と高まっているような気がする。動画の魅力を再確認しました。



