モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

【2009年読破本3】コードギアス 反逆のルルーシュ R2 ナイトオブラウンズ 感想

 小説版コードギアス R2の番外編。ジノ・アーニャの番外編に加え、本編最終回後のアフターストーリーと、閃光のマリアンヌ誕生の物語の4本立て。読みやすく、それでいて重厚な展開は、読んだら止められないおもしろさ!!  

 【ジノ・ヴァインベルグ】  〈あらすじ〉  ナイトオブラウンズ・ナイトオブスリーのジノ・ヴァインベルグはとある指令を受ける。それは、新たにラウンズに任命されたナイトオブセブン・枢木スザクとの模擬戦を行え、というものだった。トリスタンVSランスロットの白熱する戦いの中、ナイトメア越しにジノが感じたものとは・・・  というわけで、ジノを主軸にしたショートストーリー。  本編では触れられることの少なかった、ジノの考えや捉え方、思いがつづられており、貴族生まれのお調子者だけではない、戦士・ジノの新たな(というかこっちが本職の)一面がかっこよいです。  また、なぜジノがスザクを気に入ったのか、という理由が、実はジノの考えとつながっている、という新たな視点が追加されており、ジノはもちろんスザクについても深まるものがありました。スザクとのナイトメア戦での(見ていたなら)まばたきすらすら許されない駆け引きにも注目です。  【アーニャ・アールストレイム】  〈あらすじ〉  指令により、皇帝代理としてパーティに出席することになったアーニャ。興味本位でジノと、無理矢理引っ張られたスザクを加え、3人は会場を訪れる。何事もなく終わるはずだったその会場での、何気ない‘出会い’が、アーニャの失われた記憶を揺り起こす・・・  ジノに続いて、今度はアーニャのショートストーリー。  アーニャといえば記憶。というわけで、今回は思わぬものからアーニャの記憶が引き出されます。本編を見た人間からすれば、「あー、そうか」と頷いてしまうシーンもありますので、是非お見逃しなく目また、モルドレッド以外のナイトメアになるアーニャも本邦初公開(といっても文章中でですが)。最年少でラウンズに任命されたその実力を遺憾なく発揮しちゃいます。  前述のジノのお話の(わりとすぐ)後の話しなのでスザクはまだラウンズに慣れておらず、いきなり馴れ馴れしく接しているジノに戸惑っている様子が微笑ましい。また、アーニャには敬語で話すなど、ぎこちない様子は、やっぱりスザクだなあ。  と、見所が色々あるのですが、なんといっても、アーニャの日々の暮らしが描かれているのが、実は一番の見所(爆)  ・たくさんのネコに囲まれて目覚める朝(しかも全てのネコに名前がついている)  ・執事の登場  ・朝起きたら10キロのランニングが日課 そして、寝起きのアーニャラブラブ!あくまで文章表現からの妄想ですが、こりゃ、アニメでもマンガでもどっちでもいいから絵にするしかないだろーー、と叫ぶ人が約1名(爆)  【円卓の肖像】  〈あらすじ〉  ゼロ・レクイエム後、ミレイは自分が企画したドキュメンタリー番組でオープン予定の記念博物館への取材を行い、そこで博物館のチーフを勤めるセシルと再会する。取材が終わり、プライベートでの会話を楽しむ二人。歴史に残らない“真実”を知る二人は、展示されているナイトメアを見ながら、“真実”と未来に想いを馳せる・・・  初の本編最終回後の後日談。それほど大きな展開があるわけでもなく、ただ二人が自分の中の気持ちを確かめるように言葉を綴っていく様は、何ともいえない想いがこみあげてきます。“真実”を知りながらなお世界を覆う事実と共に生きなければいけない二人。目の前に移る‘二色の’世界と向き合おうとする姿勢に、彼女らの強さを感じずにはいられません。    ただ、欲を言えば二人それぞれの深層にもうちょっと迫って欲しかったなあ。  ミレイにとってルルーシュは想いを寄せた相手でもあるだけに、理性だけではなく内なる想いから見たルルーシュについても触れて欲しかった。セシルにいたっては未だ謎が多い人物なだけにまだまだ掘り下げて欲しい。今後に期待でしょうか。    また、最終回後の世界情勢や、ナナリー・シュナイゼル・扇(首相)の動向にも触れられていて、最終回を見ただけでは感じきれなかった、今後の世界を構築する難しさを感じさせます。このままでは、新たな‘暴君’ルルーシュを産むことになるのでは?と一抹の不安も・・・  ちなみに、アーニャ・ジノ・カレン・ロイドもチラッと登場(といっても伝聞ですが)個人的にはジノの悠々自適な生活に大笑いしました(=⌒▽⌒=)いかにもジノらしく、もしミレイと今後関わるなら間違いなく馬が合うな、と確信。  最後の1シーンは非常に神妙に読んでしまいました。かつての愛機を見上げる《ゼロ》。(中身の人の想いを含めて)いま、何を思っているのか・・・  【マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア】  〈あらすじ〉  かつてブリタニア国内で最大の闘争が起こった。皇帝直属のラウンズすら背く異常事態の中、ただ一人皇帝シャルルを守り続けたナイトオブシックス、マリアンヌは皇帝の第五后妃となり二児の母となるが、閃光のマリアンヌの名は健在であった。そして5年後、運命の刻は始まる・・・  初のマリアンヌを主軸にしたショートストーリー。基本は皇族内の微笑ましいお話なのですが、最後に見せるマリアンヌの真意のシーンはゾッとします。このころからシャルルとの構想は始まっていたのでしょうか。C.Cとの出会いもこの頃かな?  幼きコーネリアはもちろんのこと、後のナイトオブナインことノネットや、この小説内で何度か登場しているベアトリスなど、意外なキャラクターが幅を拡げたお話でもあります。もちろん、幼きルルーシュやナナリーも登場します。とんでもなくカワイイルルーシュと、意味深な視線を母におくるナナリーにも注目ですニコニコ    ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック! 素晴らしい すごい とても良い 良い    ◆コードギアス 反逆のルルーシュ R2 TURN―3― (角川スニーカー文庫)  ◆コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume06 [DVD]  ◆CODE GEASS COMPLETE BEST (コードギアス コンプリートベスト) (DVD付)  ブログランキング・にほんブログ村へ  images  TREview