モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

【2009年読破本5】山形昌景

山県昌景(まさかげ) (PHP文庫)
山県昌景(まさかげ) (PHP文庫)

 武田家の猛将、山県昌景を描いた歴史小説。彼が参戦した合戦の中から、ターニングポイントとなるものを選んで、細かく描写しており、かなり説得力のある展開になっている。通してみると、昌景が合戦にて活躍したのは、信玄の生涯の中でも中期近く、とまさに世代交代時期だったことも覗える。

 また、信玄を常に意識し、思考を読み取っていこうとする姿勢に誠実さが感じられるのも、読み応えがあるポイント。焦点である義信謀反に関する兄(伯父?)の虎昌切腹についても、非常に納得のいく説明がなされており、その後の昌景が背負う汚名と使命に重みが加わっている。あとがきで昌景の足跡についても触れており、著者の昌景愛を感じる1冊だ。

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