「黒崎一護、斬魄刀とは何だ?」
死神と無二の関係であると思われていた斬魄刀達の、アイデンティティの叫び。
前回袖白雪が叫んでいた、己の自由と意志を勝ち取ることが、(今のところ)斬魄刀の主張そのものだったようで。。。
立場と見方を変えれば、彼らこそ救済されるべき存在?と思わせてしまうほど、斬魄刀(村正)の主張に聞き入ってしまった(笑)
そして、まさかの、一護暴走
斬月が離れたことで、ここまで一護のバランスが崩れるとは思わなかっただけに、このタイミングで来ると思わなかったっす。
いやー、ストーリーのクオリティが高いなあ、今回のオリジナル編。
テンポが良すぎるだけに、村正のさらに裏の黒幕がいる可能性を疑ってしまう。
というか、多分いるだろうなあ。
自由と意志を求める村正をも焚きつけた存在が・・・
【感想】
・零距離からの双鎌蒼火墜喰らっても無事とは、袖白雪恐るべし。ただ、ルキアの心に触れたことでの変化は、今後の展開のポイントになりそう。
・斬月が離れたのに、一護の持っている斬月は始解のまま、なのはなぜ?
【考察】
村正による、斬月と一護との分離。
「引けば老いるぞ・・・」の一節によって斬月を引っ張り出した辺り、村正が斬魄刀に関して何かしらの介入できる力を持っているのは間違いなさそう。
冒頭でも触れましたが、死神の‘支配’から脱しようとしている彼らの主張は、頷いてしまうほどの説得力を感じます。
実際、自由意志に関して、この作品は(結果はともかく)肯定的ですし。
ただ、今のところ、村正のいう「同調」よりは焚きつけたような印象が強い。
レジスタンスのリーダー、もしくは扇動者のような存在?
額面通りに受けとることができないのも、村正の不気味なところか。
その村正すら、何者かによって焚きつけられているのでは?という気がします。
自由意志を持って行動している。と自分では思っていても実は、誰かの掌で動かされている存在。だとすれば村正も相当かわいそうな存在なのですが・・・
何はともあれ、自分の中にもう一つの意志を持っている一護(白一護)と斬月・村正との会合が実現するようなので、一護の精神内での戦いも始まるのか?これまた楽しみです。
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