連載のエッセイをまとめた1冊。
章ごとのスタートは別々なれど、指摘しているポイントはほぼ同じにたどり着くので、非常に一貫性がある。
普通なら「また同じこと言ってる」と軽視してしまうのに、ドンドン読めてしまうのは、繰り返し述べていることがとても大事なことだと(この本で)気付かされるから。
そして、繰り返し見て・読んで・書くことが「覚える」ことにつながるから。
(ちなみに反復練習や暗証など体に覚えさせることの重要性はなるほど、とうなった)
短時間・限られた場所での勉強の有用性などへのキラーフレーズが多い1冊。
実践してみると結構ストイックアクションになるけれど、ゆるゆると読めるこのギャップが、本書最大の魅力かも。