久し振りの小説すばるです。
お目当てはもちろん、今月発売号の楊令伝特集。
続編執筆の初発表(梁山泊の会では既に発表されていたんでしたっけ)もありましたよ
以下、特集内容をまとめてみます (まとめには、北上次郎氏との対談や梁山泊の会概要の内容の中から抜粋しています) ◆続編執筆の発表 ・タイトルは「岳飛伝」 ・「岳飛伝」では、「楊令伝」で生き残った1人1人の人生に決着をつけようと思っている。 ・「岳飛伝」は人生伝になる。「楊令伝」に比べるとスケールは小さくなるけれど、人の生き方が登場人物の数だけあるというような形で終わりたいと考えている。 ということで、満を持して?の続編執筆発表です。 このブログでも、以前、続編を示唆する北方氏のコメントを紹介しましたが、まさか「岳飛伝」とは・・・ 楊令伝の感想でも「岳飛伝できそうだ」といった内容の感想をちょくちょく出してただけに現実になるなんて、ちょっと驚いてます(笑) そして、「岳飛伝」は人生伝になるという話し。 この内容は北方謙三氏と、北上次郎氏との対談から抜粋したのですが、読んでて心躍る想いでした。 北方水滸伝、そして楊令伝と読み続けて、何を読みたいのか考えると、政治のことや国づくりのことはもちろんありますが、やはり登場人物の生き様というところに行き着きました。 林沖・武松・公孫勝・史進・王進・燕青・宋江・楊令・秦容・呼延灼・呉用・童貫などなどなど・・・ 挙げればきりがないほどたくさんの漢(女性も)が現れ、消えていく中でそれでも生き続ける者たちの生を、またこの目に焼き付けることができる。こんな嬉しいことはないですね。 しかも、「岳飛伝」は完結編にふさわしく、そんな登場人物たちの人生に決着をつけると北方氏は語っているし、登場人物達の心の話しがメインになるコトを示唆してます。ある意味、本当に読みたかったものを魅せてくれる、何とも嬉しいお話です(=⌒▽⌒=) 史進や呉用のように、楊令伝最終決戦の地にいなかった一〇八星 呼延凌や秦容のように、最終決戦の場にいて楊令と共に最後まで戦った者たち 韓成・盛栄など、各地で活動していた者たち まだまだ残された者たちは多いだけに、今から想像が膨らみます。 もちろん、「岳飛伝」というくらいなのだから、岳飛にも注目したいですね。北方謙三氏によると、岳飛は梁山泊と同質の志を持っている者、なのですから。 ◆その他 楊令伝 15 天穹の章発売を記念して、キャンペーン&イベントの告知も紹介されています。 ・完結‘祝い酒’プレゼントキャンペーン ・完結記念サイン会の実施 ・新宿にて11月に梁山泊の会(しかも300人のご招待)募集のお知らせ 上記内容は北方水滸伝・楊令伝HPにて紹介・応募が可能です。ドシドシ応募しちゃいましょう。
《楊令伝・北方謙三関連》
楊令伝 15 天穹の章
◆楊令伝 14 星歳の章
◆抱影 (100周年書き下ろし)
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