一気に2冊、感想いっちゃいます
久美やミッチョンなどサブキャラが活躍する、サブキャラ祭りな巻。ついに始まった魔法試験に、チームプレイで立ち向かう九澄たちが、何とも言えない、甘酸っぱい学生ノリ(笑)こういう学生生活って、今の学生さん達は味わえてるのだろうか?(自分が味わったかというと、う~んと迷うけど)SD大賀やSD愛花がカワイくて何度も読み返してしまった(爆)けれど、各回のタイトルが魔法試験①~LASTはもうちょっとヒネッてもらいたかった(いくら何でも味気なさ過ぎ(笑))
魔法が使えないけど、魔法の達人という‘設定’を引き受けて、でも、魔法に対抗できるくらいの、洞察力と体力を持つ、不思議な主人公だ、九澄って(今更だけど)。九澄が魔法を使わず、状況を乗り切っていく様が、この作品の醍醐味になるのだろうな、という脳内パターンがようやく見えてきた
ちなみにかき回しキャラの観月登場もこの巻からです。
おそらく主人公やヒロインよりも人気がありそうな観月&ルーシー本格参入で、かーなーりおもしろくなってきた。些細なシーンでも動きがあって飽きないですねえ。「プリティフェイス」でも思ったけれど、著者はこの手のキャラづくりは本当に上手いと思う(そうでなくても受動的なキャラばかりですし)
もっともこの時点で、九澄×他の生徒 九澄×愛歌 そしてそこに九澄×観月という新たな勘違い(誤イメージ)で形成されている人間関係が・・・(愛歌→九澄は少し関係の変化があったけど)
一方通行の人間関係は少年マンガの王道だけど、GP使いという偽りの看板を提げてる中での人間関係だからなあ、悲惨(涙)
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