加来氏おなじみの「~の謎」シリーズ。三国志に関する話題がなんと150個もあり、どれも非常に濃い話題ばかり。特に劉備と孔明の間には(言語の問題があって)本来会話は成立しないという話は、思わず「言われてみれば」と唸ってしまった(おそらく筆談だった、という説。ありうる・・・)。三国志前後の時代の話題もあり、さらには日本(卑弥呼の邪馬台国)との接点についても言及されている。
この本1冊で三国志の世界観や(かなりの部分において)脚色無き人物像が網羅できるオススメな内容。三国志ファンなら必ず押さえるべきです☆