東京国際ブックフェアで先行販売をゲットした1冊。
タイトルでやや誤解を生みそうだが、内容はメディア論というより、その内容を生みだすクリエイティブ要素への問題を定義し、制作の内部に迫る意欲作。
もちろん、なぜ現場は変わっていかないのか、という疑問にも目を向けている。
近年のメディアの状況や課題・対策を交えて指摘されていて、論理構成も非常にわかりやすい。
一部の技術職以外の人たちにもコンテンツを生み出せる土壌があるのだから、もっとクリエイティブしようよ、という前向きなメッセージも感じられて後味もさわやか(笑)
斜陽業界と背を向けるのではなく、あるものをもう一度見直すいい機会。
業界内の方はもちろん、これからこの業界への進出を考えている方にもオススメ☆

テレビは生き残れるのか 映像メディアは新しい地平へ向かう (ディスカヴァー携書)
- 作者: 境治
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