「おおかみこどもの~」のノベライズ本(ほぼ原作本みたいなもの)
細田さんご本人の執筆とあって構成はアニメとほぼ同じ。
本→映画か、映画→本。どっちがいい?と聞かれれば、この作品は迷わず映画→本!
正直この本はある意味淡々と話が進むため盛り上がりに欠けるが、映画の後で読むと、その情景が鮮やかに蘇り、決して抑揚の大きくない文体に、花や雨、雪が本の向こうで動いているのを感じられる。
また、映画でのコミカルタッチがあって、初めて序盤や後半の重々しい展開が愛おしく思えてくる。
このメインビジュアルが今でも大好きなワタクシは、表紙見ているだけで気持ちが晴れやかになる(笑)
是非映画と併せてご覧あれ!!