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【2013年読破本87】明治維新のカギは奄美の砂糖にあり 薩摩藩 隠された金脈 (アスキー新書)

明治維新のカギは奄美の砂糖にあり 薩摩藩 隠された金脈 (アスキー新書)
明治維新のカギは奄美の砂糖にあり 薩摩藩 隠された金脈 (アスキー新書) 大江 修造

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 明治維新の立役者である島津家薩摩藩と、その活動を支えた‘密貿易’の砂糖、クローズアップされてこなかった、薩摩藩と砂糖、そして‘密貿易’先の沖縄との歴史を紐解いた一冊。

 タイトル通り、薩摩の財政を支えたのが砂糖売買だったのは、疑いないところなのだけど、そこに関する双方の変遷や詳細分析などの解説部分は今ひとつ深まっていない気がした。(著者が奄美諸島に強い思い入れがあることを差し引いても)奄美諸島琉球側の視点が多すぎて、薩摩や維新に関する点がおざなりになっている気がする。もっと論調に幅が欲しかったところではなかろうか。そもそも、明治維新が評価されるべき革命なのかどうかすら、近年疑問視されているのだから、維新の立役者である薩摩藩をほめるわけにはいかない、いう観点すら、そもそも存在するのだから・・・

 それよりも、巧みな外交戦略で関係作りと行った琉球とは異なり、奄美諸島には島津は‘侵略’していたんだな。近年の領土問題を考えると胸が痛い話しだ。

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