武帝・漢国、絶頂の時と、下り坂の予兆・・・
わかってはいたけど、霍去病・・・(涙)
衛青のケガと老い
李広の最期(余談ですが、北方水滸伝読んでた方は、この作品での李広にガッカリしたのでは?‘小李広’花栄の方が実はカッコヨイ 笑)
そして武帝(劉徹)に忍び寄る権力者の孤独
いろんな負の要素が(実は)あったなかで、彼の存在が、全てを吹き飛ばしてくれていた、といなくなって気づかされるとは。
まさに光と影が入れ替わる兆しをみせる漢と匈奴。
次世代の光・李陵と蘇武、司馬遷がいよいよ表舞台へ現れる楽しみはあるけれど・・・

史記 武帝紀 3 (ハルキ文庫 き 3-18 時代小説文庫)
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 文庫
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