巨人になったエレン
しかし異形のモノと化している彼を巡って、人類は揺れに揺れる・・・
エレン自身もまだ制御できていない(というか自覚すらない)、そんなエレンの目線に徹した構成と目線作りが、緊迫感と臨場感を生み出してる第3巻。正直少年漫画という枠組みを外しても十分通用するホンキ具合。もう少し絵のクオリティが・・・と思うけど(苦笑)
一方で、その力を開花させてきたアルミンと、エレンの力を人類のために賭けようとする者達の姿が、劣勢の人類にとって救いとなるかどうか。
どうやらエレン自身の出生に伏線は張られているようだし、今後は巨人の謎にも迫っていくことになりそうだ。
とはいえ、
こうなると、どこかにエレン同様、巨人化できる人間がいてもおかしくない。
単なる巨人VS人類、ということにはなりそうもない。