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【2013年読破本266】黒田官兵衛: 智謀の戦国軍師 (平凡社新書)

新書703黒田官兵衛 (平凡社新書)

 

 

小和田先生による官兵衛の生涯に関する解説本。

普通なら単行本や学術本で読めるような内容。

それが新書で(しかも比較的薄めで)読めること自体がすごい!改めてすごい時代になったと思う。

 

内容に関しては総覧的要素が強く、良く言えば手堅く安定、悪く言えば良く知られた話が中心で、黒帯以上には物足りないかと。

そもそも、軍師というポジションに収まらないのが官兵衛なのだが、不明なことが多く(というか黒田=小寺家。特に出生地)、未だに学説が分かれるところも結構ある。

そこに対しては、小和田先生わからないと名言。

とても誠実だ。

 

その反面、わからないことに関する小和田コメントがないのが残念。せっかくの本なのだから、誤解を恐れず攻めた論を展開してほしかったなあ。

(もちろんそこ以外で小和田視点のところはあります)

 

その他にも築城術(加藤清正・藤堂高虎と並んで戦国三大城名人と称されることもある)や、キリシタンとしての顔など、官兵衛はたくさんの要素がある。

とても新書1冊で全てを語ることなどできない人物なので、本書は官兵衛を広く浅く知りたい方にはオススメだが、是非この本で満足せず、色んな本にも手を出して欲しい。 (なんだか踏み台みたいな言い回しになってしまったな 汗)

 

新書703黒田官兵衛 (平凡社新書)

新書703黒田官兵衛 (平凡社新書)

 

 

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