宣凱が描く、一大戦略
小説すばる 2014年 02月号 [雑誌] | |
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この先にあるのは、かつて楊令が採らなかった、漢民族蜂起へ続くんだろうなあ。そう考えると岳飛の意義も大きくなっていく。
上手い流れではあるけれど、金国を飢えさせ反感を煽るって、金国内にいる漢民族が一番割を喰うんじゃ・・・その犠牲?も担保に入れるんだろうか。
(現に簫炫材だって一歩間違えれば敵方になりかねなかった)
これは南宋に相手を絞り込むための戦略なのか、それともこのまま両国共相手にしていくのか。。。宣凱の手腕が問われるなあ。
一方、南では秦容と岳飛の連携が本格化、汚れを自覚する王清や戴宗化していく侯真など、見所満載の回だった。
気がつけば岳飛伝も後半戦。そろそろ完結へと進んでいくんだろうなあ。
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