ヒロイズムも、劇的な救いも用意しない、ケレン味たっぷりのガンダム外伝も第三巻。
連邦もジオンも、どこかで自虐的で、どこかで感情的で、どこか愛おしい・・・
ダリル絶命の危機で生まれた“サンダーボルト”とラストショットは鳥肌モノだった。
ガンダムVSザク。
これまで何度も意味づけられてきた戦いだけど、意味を持たせない。
操る者=パイロットやその背後の者達の現実を突きつけてくる。
まさに機械を使った殺し合い。
やるせない戦争。
きっと、あの空域の至る所で行われていた涙や叫びはどこに行き着くのか。
きれいな終わり方ではないと思いながら、最後まで見届けたい。

機動戦士ガンダム サンダーボルト(3) (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 太田垣康男,矢立肇,富野由悠季
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機動戦士ガンダム サンダーボルト 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 太田垣康男,矢立肇,富野由悠季
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