再読。
改めて読もうとすると、野口さんらしくない「魔法」というタイトルが目に付く。
だが、実際本書で協調しているのは「3つ」の方だ。
考えるときも、書くときも、話すときも「3つ」を活用しながら進めると、クオリティが高まることが書かれている。
「ホップ・ステップ・ジャンプ」などといった、3つの要素が並び、かつリズミカルなテンポで表現できるのであれば、非常に有効な力となる。
変に3つにこだわる必要は無い。
物事を分解して考察し、さらにはもう一度統合するクセがついてくれば、自然と「3つ」に落ち着く可能性が高いからだ。
それだけ「3つ」という単位は日本人に根ざしているのかもしれない。
初めからカッコイイ結論に行くのは訓練が必要だ。
本書のエッセンスを取り入れ、より明確な形として具現化してみよう。
「3つ」は発想を広げるためにも、深掘りするためにも、覚えておきたい要素だ。