会社において(会社じゃなくても)、物事を決めていくときに通るところ・会議。
社会人になって思うけど、(本書の通り)社内の駆け引きやアピールのための会議って、結構多い。
そして開くこと自体が目的になってしまっている、とわかる会議も多い。
本当にムダだと思うし、それが会議、となってしまうから出席者も口を閉ざす。
まさに負の連鎖。何度もみた光景だ。
いいスパイラルを産むために、斎藤先生が提唱する会議のあり方が、本書に凝縮されている。
目的意識や進め方などテクニックは色々あるが、相手との向かい合い方や、過程を残すメモの書き方は、目からウロコ!
冒頭の実際の会議改革も、非常にリアル。その内容を見れば頷ける結果だ。
会議に限らず、人との話し合いや向かい合い方においても、効果抜群の手法が紹介されている。社会人必読の1冊だ。