1巻まるまる南極での死闘。
この巻のためだけに作られたのか、と思わせるほどの練られた遡り構成
そして、終わった、と思われた後の怒濤の展開が熱すぎる。
一部の方?が心待ちにしていた水中型MS祭り、開催(爆)
これまで読んできた(観てきた)なかで最も圧倒的な恐怖をみせたジオン水中MS
特にグラブロ、こうやってきちんと水中戦やるとホント怖いな。
そして水中型ガンキャノンをはじめ、きちんと換装型を投入してくる連邦。
そして、技術力でジオンを凌駕しつつある連邦の象徴・アトラスとの激突!
水中であろうと全く性能?が落ちることなくグラブロとわたりあう姿がかっこよすぎる。 (最後はほとんど格闘技だったけど 笑)
そうそう、こういうのが読みたかった(観たかった)んだよ!というツボをおしまくる太田垣テイストにテンションあがりっぱなし。
あんまりいい要素として出てこなかったジャズやセッションが生の方向へパイロットたちを誘い、このシリーズ初のきれいなエンドへ。
読了の爽やかさもひとしお。
もっとも、不気味な教団信者が入り込んでいることが判明し、状況はますます複雑な様相になってきた。
連邦とジオン、という勢力だけでは色分けできない実態がそろそろ物語に関わってきそうだ。
素直に明るく、とは言えないなあ。