堺屋太一以来?の大家が現れた!
歴史の深い理解で見出す社会や文明の普遍的要素
世界から見た日本という、より広くて高い位置からの視点
著者はこれらを備えた上で、これから必要になるであろうものを的確に指摘。
目先のことでいっぱいいっぱいの自分にはたどり着けないような極地、こんな未来思考の方が民間にいらっしゃるとは・・・
世の中は情報や知識であふれている。
知らないより知っていた方がいいとはいえ、やはり最後は教養の厚み。
本書読んで、改めてそう思った。
丸暗記で短期鍛錬じゃ身につかない重み
手を伸ばしても届かない説得力の高さ
諦めていたわけじゃ無いけど、どこか「昔はいたんだろうな」と目の前の意識から消していた、その極地。
現実にいらっしゃるとなると、目指してもいいのだろうか。
ちょっと見地が高すぎて、呆然としてしまうところはあるけど(涙)