今年も続きそうな刀剣ブーム。
が、正直刀剣の素晴らしさ、見ても分からないことが多い(汗)
かといって、ウンチクばかり知っていても意味は無さそう・・・
ならば、刀とそれにまつわる剣豪まで網羅している本作で土台作り。
比較的軽い気持ちで読み始めていたが、なかなかのガチな一冊。
流派の成り立ちからつながり、特徴まで網羅以上に網羅されていて、これ読めば剣術(剣道)の歴史は概ねつかめる。
当然のことながら、時代によって刀剣の形や使用意図は変わってくる。
そして、それを用いる人間の変化は、道具と人間という、今にもつながる関係の重要性を伝えてくれる。
刀剣を通じて己を高めていく剣豪伝説にも注目だ。
ちなみにこの本、タイトルほど刀には触れられていないので、刀の情報や写真を期待していた方はご注意を(但し、名刀は厚紙を使用したカラーページで掲載されている)