ユニコーンスピンオフ。
かなり渋く、そして単純な展開ではない中編が2本収録されている。
特に後編の「不死鳥狩り」は、機体ありきのストーリーかと思いきや、福井さんの考えるニュータイプ理論が凝縮された、超濃厚で難解な作品となっている。
ガンダムにありがちな、“幻の三号機”物語だろ、ってたかくくっててすいません。
でも、こんな三号機あるなら・・・と妄想膨らむきっかけつくったの、制作側ですからね(爆)
ただ、物語自体は、ここまで来るとホントファンタジー(苦笑)
ユニコーン本編を読まないと(いや、読んでも)理解しづらく、もはや感じるしかない(汗)
どう解釈したらいいものか、コメントしづらいところはあるものの(苦笑)、人類がどう変わっていくべきかという道しるべは提示されたのかもしれない。
世界観としてはこの後のF91などに引き継がれていくけど、“ニュータイプ”としての進化は何だかここらを境に後退したような気が・・・
これ、やっぱりサイコフレームという魔法の技術の有無に関係してくるんだろうか。
恐るべしサイコフレーム・・・

機動戦士ガンダムUC11 不死鳥狩り 機動戦士ガンダムUC (角川コミックス・エース)
- 作者: 福井晴敏,虎哉孝征
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/03/26
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機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り (角川コミックス・エース 189-13)
- 作者: 福井晴敏,矢立肇・富野由悠季,安彦良和,カトキハジメ,虎哉孝征
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