カルト集団との攻防、今度はジオンパートへ。
まさかゾック型のフォートレスが出てくるとは思わなかった!造形はもはやガチャポン戦記の世界観だな(懐かしい~)
序盤の1年戦争末期・戦時中から状況から変化し、人物像にもスポットがあたってきたことで、ダリル以外のメンバーにも親近感が湧いてくる。
そしてダリルたちが潜入した都市はカルト集団の縄張りである一方で、肉体の一部を無くしたり、戦争で何かを喪失した人たちが日常をたくましく生きていた。
戦争後というマイナスイメージはもちろんあるのだけど、不自由の中でも生きていく姿に、読者側がエネルギーをもらえた気分(苦笑)
ただ、潜入した先でクローディアと出会ってしまい、教祖・ニュータイプとの会合、さらにはイオたちが来襲したことで事態はややこしいことに・・・
あまりこの作品では取り上げられなかった“ニュータイプ”という存在。
本作ではテレパシーも使え、遠隔介入もできる、とかなり発信力の高い存在。
まさしく宗主の理想、そりゃ拠り所失った人たちを取り込めるわけだ。
ただ、こういう集団が恐れられるのは古今東西変わらぬ宿命。
イオたちがやってきたことで、人間模様も混迷期に・・・
毎度のことだが、水中MSがかっこよく描かれていて眼福です(笑)