人間とはワガママなものだ。
自信なさげに語られたり、ごまかそうとしていると感じると、その人や主張を信じ切れない。
なのに、自信たっぷりに断言されると「ホントに?」と疑ってかかってしまう(苦笑)
本書はまさにその典型、“結論”と言われてしまうと、いやいや、と無意識に拒否反応が出てしまうのはなぜなんだろう・・・
どうも、素直に、そうなんだーーー、と見なせないんだよなあ。
ただ、根拠(史料)が不明にも関わらず正史扱いされている所に関しては、思い込みを捨てなきゃいけないという観点は持つべき。
他国の認識はともかく、日本人は自国のこと(事実)を知っておくべきだ。
それにしても、明治以降の日本、しっかりとした史料残ってると思いきや、案外掘り下げられていないんだな。
それが一番の驚きかも。

最終解答 日本近現代史 幕末から平成までの歴史論争を一刀両断 (PHP文庫)
- 作者: 八幡和郎
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