ライダーマン回。
前シリーズ以来にして、ようやく掘り下げパート。
そして他のどのライダーよりも掘り下げまくっていることで、誰よりも改造人間の悲哀を醸し出す。
相変わらず村枝さんの構成力に脱帽。
唯一無二の場面を見事に作り上げていただき、感謝。
これで晴れて(内容的に)10人ライダー勢揃いになった気分。
その反面、これって死亡フラグ・・・と思っていたら、案の定になるところだった(汗)
ライダーマンVSJUDOは、もはや昭和より平成ライダーに近いぶっ飛び世界観の中での戦いで、読んでいて何が何やらだった。
改めてゼクロスに焦点が当たるという意味では、次号よりホントの最終章、という気配が漂っているけど・・・
やはりゼクロスにしか、この戦いは終わらせられない。
最も戦闘力の劣るライダーマンだからこそ実現した異次元での死闘
異端だからこその力強さが、JUDOに何かを刻みつけたなら良いのだけど、どうも他の勢力にも大きな契機となったみたい・・・
ここのところ結城は裏切りか後方支援ポジションになっていて、10人が揃って闘うことはないかと思っていたが、ラスト読むと(まだまだ先だけど)実現できそうな感じはする。
“虚無の牢獄”でのライダーマンバトルを離れたところで感じ合うライダーたちの姿がどこか痛々しい。