自分たちのノウハウや業務の質に自信を持っていることがひしひしと感じられる一冊。
それほど専門的な要素は多くないが、外資系のパフォーマンス重視の風潮が馴染まない方には、ちょっと読みづらいかもしれない。
また、書かれていることは王道であり、一流を目指すなら出来て当然、と見られることなんだぞ、と警告されている。
読むには、ある種の覚悟も必要かも。
ただ、意識して日々鍛錬していく意義は十二分にある内容。
成長するには成長できる場に行くことが必要、とはまさにおっしゃるとおりな反面、そこへ踏み出せていないのはどこか、新しい場所に行くことを恐れているから、と諭されている気にもなる。
今や規制は緩和され、SNSなどで、合いたい人には合えるし、話すことも不可能ではない。仕事もかかわれる機会は作ることができるかもしれない。
問題は、自分が相手から合おうと思われる人かどうか。
改めて自分に説いてみよう。

世界No.1コンサルティング・ファームが教える成長のルール ハイパフォーマー集団が大切にする3つの仕事力
- 作者: 作佐部孝哉
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2014/11/27
- メディア: 単行本
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