サンダーボルト外伝第二弾。
より本編のスピンオフエピソードが収録されており、ここまで愛読してきた読者にとっては目を引く展開が多い。
特に『盾』と『サバイバー』は、本編のメンバー視点じゃまず出てこない現実と悲劇が描かれており、改めて戦争という状況の異常さが浮き彫りになっている。
『ポケットの中の戦争』が好きな方は『さよなら月曜日』をオススメ。
この巻の中では異色作だが、まぎれもなく、この作品が醸し出す、突然の出来事と別れ、悲劇の予兆がきちんと濃縮されている。
それにしても、プラモデルを用いてのマンガって良し悪しが如実に出るなあ。
寄り(アップ)で描かれるMSが陳腐に見えるのは、やはり本編のクオリティが高いが故か・・・

機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 太田垣康男,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (3件) を見る

機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝(2) (eビッグコミック)
- 作者: 太田垣康男,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/10/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る