歴史は人が動かし、人が歴史を変える。
ならば、
人を見ることは歴史を見ることだ。
そんな観点を立証できることの一つとして、近年大注目なのが医療。
過去にも様々な医師が戦国武将の病気について分析していたが、本書もその一つ。
ただ、著書は日本史にも結構精通しているらしく、病で実現しなかったことや、もし病ではなかったら、といったif話しも豊富に掲載している。
比較的医療的観点も奥深くまで突っ込んでいない分、歴史本に近い感覚で読めるので、読みやすく入り込みやすいのは、大きな魅力。
やっぱり歴史好きが書くと、どこかツボをおさえているんだよなあ(笑)