劉邦、そして張良にとって最大の強敵となる項羽が本格的に動き出す。
そして策士・范増が現れ、張良との間で早くも駆け引きが本格化。
今回だけ読むと、張良の方が、項羽と相性良さそうだなあ。
張良は後難を排し、大望を果たすため一度劉邦のもとを離れる。
秦をたおし、韓の復興に向けてさらなる一歩を踏み出すことに。
張良が留守の間、劉邦がおとなしくしていればいいけど(苦笑)
それにしても項羽VS窮奇はまんま修羅の門(刻)バトルで、読んでて実家に戻った気分になった(笑)
力に任せて、豪腕をふるう項羽に対し、かわしながら技を極めていく窮奇。
まんま陸奥圓明流、こいつがもしかして先祖、だったりするのか(爆)
結局勝負はお預け。
振り返れば、本来は戦う必要、なかったのかも。
良くも悪くも黄石の存在がどんどん大きくなっているのが、今回の誘拐(拉致)未遂を通じて気がかりになってきたよ(苦笑)
どこか怖く、読めず、それでいて憎めない項羽は、史実(原典)通りならラスボスになるのだけど、最期は今回のように窮奇との一騎打ちになるのかなあ。
まあ、そもそも、コイツ倒せるのか?という疑問が湧き続けているのだけど・・・
この先に控えるは、秦の崩壊。 そして項羽の飛躍と劉邦の危機。
まだまだ先ではあるが楽しみだ。