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【読書を勧める難しさ】読書感想:『死ぬほど読書』 (幻冬舎新書)

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

 

 

読書をしない(苦手な)人に読書を勧める。

これ、結構難しい。

 

ビジネス書ならば、『レバレッジリーディング』論理を活用する。

費用対効果を求めてインプットするために、って切り口で、とりあえず興味は持ってもらえることが多い。

ただ、小説や新書、古典となると・・・

「なんでこれ読むの?」って問われると、うっ、って詰まってしまう(苦笑)

 

こういうとき、読書の必要性をうたう本読んでみたら?という声が挙がりそうだが、正直アタリ本に出会ったことがほとんどない。

本書もそういう意味では「読書推奨」本にあたるのだろうが、ちょっと好き嫌いが分かれる文調。

内容には重みがあり、読書によって得たものが貴重ですばらしいものだったことは伝わってくる。本を読む人が減り、読む理由や意義を問われることに哀しさや寂しさを感じていることも、本好きとしては理解できる。精神の豊かさの必要性もよくわかる。

「読書推奨」内容としては文句のつけようがないものばかり。

 

その一方で説教じみた論調や、中途半端な読書活用術など、読後感はそれほどよくない。本を読まない人向け、もしくは読書習慣はあるけど内容を活かせていない人向け、どちらかに絞った本の方がよかった気はする。

 

まあ、どちらかにしたとしても、読書の魅力を先駆者が語ること自体、純粋に本をめくる楽しさは伝えづらいのかもしれない。

 

うーん、やはり読書を勧めるのは難しい。

 

 

 

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

 

 

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