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【立って歩き続けてさえいれば また道はみつかる】読書感想:『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(6)』 (講談社コミックス月刊マガジン)

 

龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(6) (月刊少年マガジンコミックス)

 

 

勢いがあるときは、何をやってもうまくいく。

無理をしていても、騙してもごまかしても、結果が出ることで、後ろめたさを薄めることが出来る。

 

しかし、それが慢心になってしまったら?

 

わずかな心の隙間に、時の勢いは冬の寒気のように入り込む。

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まさしく項羽と劉邦の運命が交わり、わかれる最初の分岐点。

項梁敗死。

 

張良にとって予想外すぎる事態を、劉邦と離れていた張良視点でみるとまた違った驚きがあるなあ。

この事件は『項羽と劉邦』でもある種の謎として取り上げられていたけど、やっぱり項梁の慢心、とみるべきなのか。。。

まあ、当時の状況を考えると、強大だった秦という国を倒せる、という実感を持ってしまえば、気の緩みが出てしまうのもやむなしか。

(結果論だけど、范増が項梁のもとを離れたことが一つの契機になっており、策謀の老父が仕掛けた罠じゃないかという疑いは、この作品内でも消えない)

そしてその後の項羽の感情曲線が歪みまくっていて泣けてくる・・・

うまく避けたようで貧乏くじをひいた?劉邦らの行方も気になるところだ。

 

それにしても黄石をヒロインにしたのはこの作品最大のクリーンヒットだな、と改めて思う。

ヘコんでいる張良はなぐさめてもらい「怨まれた以上に黄が好いてあげるよ」なんて言ってもらえているよ。

実際に言われたら、ねえ。

 

天にも昇る気分になりそう(笑)

 

 

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