罪は許されることはないのか。
過ちは未来よりも重いのか。
侘びの境地へ、穏やかなる創意の路を見出したはずなのに。
宗二の死が、利休の半生を全否定していく。
宗二の髑髏を底にした、秀吉への一席が怖すぎる・・・
己のやりたいことを実現させるために身を守ろうとする織部の、臆病なほどのガードベントぶりが笑いを誘う中(笑)、政(まつりごと)が文化を支配するときが、着々と近づいていく。
身を引く有楽
美を貫く右近
そして
織部は利休から衝撃の事実を聞くことに。
どす黒い思いを隠せない利休に、織部は何を見たのか・・・