「ダートマス事件」当事者がようやく登場し、真実への扉がようやく開かれることに、なりそう。鮫島の熱さの理由も少し見えてきたかな。
回想で出てきた作戦報告研究会は、今の日本アルアルだった。というか、今年に入ってから何度も似たような場面に立ち会った。専門家も良し悪しだなあ。得意知識や得意分野を語ることが目的ではないこと、肝に銘じたい。
これまでの作品では自身の独白(回想)で振り返りながら現在進行、という構成が多かった伊東文学。
今作品は当事者が主人公に会うことで、過去と現在がきちんとつながっていき、それが主人公の成長へつながっていくという王道構成。連載の区切りも今のところ見事な起承転結。なんだか不思議な気分になる(笑)