比叡山焼き討ち編、完結。
鳥居が思わぬ形で物語に存在感を出してきた。
美形の優等生から一転して、狂気の漢へ。
こりゃ、今後の浅井浅倉側の主役級キャラに躍り出るなあ。
そして、鳥居のおかげで(涙)ゴンベエ・お蝶・お鹿の運命はあらぬ形へ。
正直ここで二人が結ばれるとは思わなかったけど、裏を返せばこれ永別フラグか?
そしてお鹿(涙)
お鹿の生き様と最期が「弥勒石仏」になぞられているとは・・・
最期に見せたお鹿の優しい笑顔が胸に刺さる。あの石仏自体をセンゴクが見ることがなかったことが辛いけど・・・
結局焼き討ちによって光秀と秀吉が織田家の中で大きく、特別な位置を占めることになったのだけど、信長がさらなる高みへ昇る以上、さらなる修羅の道は避けられない。
すでに修羅の道を歩み、信長を導こうとすらしている光秀に対し、未だそこまでは至らず、だからこそ、大器の可能性を残す秀吉。
秀吉はどう歩むのか?
そして脱走の果てに瀕死のなか、秀吉軍に戻ったゴンベエはどうなる?