結果を求める。
相手を蹴倒してでも、欲しいモノを手にする。
狭く、少ないキップを手にするために。
だから、僕たちは考えない。
その決め方でいいの?
自分が勝たない決め方なんて、誰も選ばないのだから、その問いすら出てこない。
でも、もし、みんなが納得する決め方で決めたなら。 結果を本当の意味で天に任せられるなら。 道は、きちんと次の機会を用意してくれるかもしれない。。。
閉鎖環境試験編完結。
最後の二人の決め方、まさかのジャンケン(爆)
そして、焦らしまくった結末の提示が出てこないドラマチック展開。
ドギマギした(笑)
決め方によっては、結果関係なく作品終わっていたかも、とすら思った。
それだけ、ムッタが選ばれる必然性がなかったから。
けど、大事なのは決め方だった。
そして、結果から解き放たれたそれぞれのメンバーに「本当の夢」が見えてきていた。
昔よりは進歩したけど、それでも宇宙は遙か遠い。
だからこそ、宇宙が好き、その気持ちがあることで、別の形でも宇宙に近づける。
合否よりも宇宙への道を踏み出すことこそ大事だった。
なんだか、他の夢や目標にも通じるところがありそう。
解散した後も飲み会やったり、個々で連絡とったり、と仲間達のその後が丹念に描かれていて泣けてくる。
むしろムッタがくすぶりすぎていて大丈夫か、となってくる(苦笑)
それでも、機会が訪れ、ムッタもケンジも歩み出す。
「かぺ」
子供の舌足らずな言葉を、二人だけの起爆剤にして。
そして現地へ渡ったムッタはようやくヒビトと再会。
でも夢の舞台だったアメリカも、一筋縄じゃいかない環境のようで・・・
いよいよ、兄弟の夢へ。