飛信隊完全敗北!
龐煖強すぎる・・・
普通の少年マンガなら、ここまで極限の攻防になったら主人公達の勝ち(とはいかなくても引き分け)へ導くだろう、と思う。
そこはキングダム、すんなり信達を勝たせない。
大きな壁として、宿敵として、きっとこの後も脳裏に残り続けるのだろう。
そして、退却宣言の後に待ち構える敗走のとき。
負けたらこうなる、という過酷な現実が待ち構える。
敵に背を向けたら、いかに勇猛な兵士でも弱気になり、追う方は勢いづく。
辛すぎる追い打ち。
仲間達の死。
特に尾到の最期が泣ける・・・
主力がどうにか生き延びたものの、半数以下に減ってしまった飛信隊。
数日前の栄誉が一変してしまう。
それでも、全て背負って、彼らはまた戦場へ。
あれだけボロボロになっても、比較的すぐに戦場へ戻るのだから、兵士の体のつくりかたって、今とは違うんだろうなあ。
よくよく考えたら、この夜の惨劇って、全体から見たら単なる遭遇戦でしかない。
犠牲も数だけみたら軽微。大きな流れにも変更はなし。
一層切なさが募る(涙)
そして本戦では、先行していた蒙武と龐煖が遭遇し、総大将・王騎もいよいよ前線へ。 総大将同士の戦いも想定されながら、一連の合戦、いよいよクライマックスへ・・・