「持ってるねーー」というフレーズを聞く機会が増えた。
曖昧な概念だけど、そう見える人は確かに存在する。
でもそれを神がかりなもの、で終わらせず、なぜ「持ってる」と思うのか(思わせるのか)分析したのが本書。
結論は、結局のところは“自信”の有無。つまり、今の自分にどれだけ自信を持っているか、ということに落ち着く。
自信を持っているから、全てが前向きに(プラスに)見えてくる。
自分が関わるものがいい方向に変わっていくから、変えた本人が「持ってるねーーー」に見えてくるのだ。
見方を変えれば、自信を持てない理由や原因を突き詰めていけば、「持ってる人」に近づける。
本書では、「持ってる人」は過去を編集できる、と位置づけている。
事実は変えられないけど、意味合いは変えられる。つまり、本人の持ちよう、ということだ。
すばらしい着眼点!本書のベストフレーズだ。
ただ、「持ってる」と他者から思わせる要素は確かにある、ってことくらいしか、目新しいものは無かったのも事実。
「持ってる」と思われたければ、実際に「持ってる」人になること、って風にも感じられてしまい、なんだかはぐらかされた気もするけど・・・

「持ってる人」が持っている共通点―あの人はなぜ奇跡を何度も起こせるのか (幻冬舎新書)
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