センゴク版・本能寺の変。ついに・・・
これまで漠然と(映像などで)イメージしていた本能寺の構図。
研究と発見から割り出されたものから浮かび上がったのは、平城に近い、堅固で広大な防御施設。
それに対する明智軍の動きは、兵力を用いた力業ではなく、隠密に最小限の犠牲で本堂まで近づき、“殺し間”による一斉射撃で防御側の意気を削ぐ。
(無音・セリフなしの緊迫したシーン、こちらまでドキドキした)
火力重視のやり方がやりすぎどころか、こうもしないと堕とせないほどの規模であることが、信長の油断と言い切れない歴史の“あや”を感じる。
といっても結末は変わらない。光秀の大兵力の前に信長家臣団は壊滅。
信長は、本能寺の焰に消えていく・・・
信長家臣団の防戦やその死に様、勇将の最期をみて涙する明智家臣のシーンなど、胸に迫るところが多かったなあ。
その反面信長の内面が思ったより観念的すぎたのが意外。
呆然とした彼の脳裏に宿ったのは、この時代に生きたコトへの感謝と、彼が乗っかり続けた下克上完成への歓喜。
つくづく、理解しがたい漢だった。最期がシビれたけどさ・・・
そして信長死後の光秀構想がぶっ飛びすぎていて理解しがたい(苦笑)
まさかの「ときはいま~」の唄をこういう形で活用するとは、、、