肩書きが「速読日本一」とあるが、本書は速読に関するテクニック書ではない。
ゆっくり読めば理解できると思わず
1回読むだけで終わらせようとせず
読み切ったことで満足するな、
こんなことをハッキリ述べている。なかなかのスパルタ本だ(笑)
まずは不完全でも1回読み切る。
そうすると、その本に対するストレスや緊張度が薄れてくる。
何度も読めばリラックスして読めるようになり、読むスピードと理解度がどんどん増していく。
類書読みや疑問点を調べるなどの補助動作を組み合わされば、効果はさらに倍増。
最終的には一回読んだだけで、より多くの記憶に残る速度に到達する。
ということのようだ。
プロセスだけみると、「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書とは対照的。
だけど、内容としてはやりたい(到達したい)場所は同じ。
インプットをより濃厚にするためのメソッドは、本書にも数多く紹介されている。
「結末が見えるから楽に行動できる」
「小さな成功体験を積み重ねることが大事」
「一度で完璧にしようと思わない」
というビジネス書の流行をきっちり押さえているのも大きなポイント。
2019年、時代の大きな転換に立ち会う1年。
ただ参加するだけじゃなく、特別な時だからこそ何が出来るのか、前のめりに取り組みたい方へ。
今年は我流ではなく、きちんとしたメソッドで成果を出してみてはいかがだろうか?

速読日本一が教える すごい読書術――短時間で記憶に残る最強メソッド
- 作者: 角田和将
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: Kindle版
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