終盤にして爺さんズがメイン。
年の功と渋さで誰得(笑)な雰囲気が漂う第二十巻。
ただ、内容はそんな悠長なものではなかった・・・
雑魚相手に無双状態が続く中、現れたのは四門。
まさか、玄斎の弟子だったとは。
しかも、双方とも居合使い。 ゼロ距離近くで向かい合っての神速合戦、そして技を体で受けての吸収争い。
普通だったら弟子が師匠を越える展開って燃えるところだけど、今回はそうも言えないわ(涙)
努力、修練、そして心の強さ。
追う側と追われる側の差を、こんなところで見せつけられるとは・・・
そんなところに幕府の介入。
悲しい感慨すら吹き飛ばすほど、事態は混迷を深めていく。
幕府に睨まれた無宝流は包囲殲滅の危機に直面し、大亀流どころではなくなっていくことに。
この状況を利用して、我間らはそれぞれの決着のため、目的地を目指す。
ほぼ無傷でちゃっかり侵入した伊織。
このまま行けば、最初につくことになりそうだけど、覚醒著しい我間にもワンチャンがあるか (もっとも我間には直善の救出と乱丸との決着という大きな戦いがあるだろうからなあ)
大穴は善丸だな(笑)
残りは少ないとはいえ出てきていない幹部はまだいるだけに、3人共すんなりたどり着く、とはいかないか・・・