ついに金VSタタル族との戦いが勃発。
前回、前々回の様子を考えると、金国単独での思惑ではなく謀略の匂いも感じ取れる。 草原の覇者を決める戦いは、金や西遼を巻き込んだ争いへ広がってきたということか。
テムジンは率先して金国と連携して、タタル族を挟撃。
父の敵という立ち位置をきっちり使い分けるその玄人ぶりが、モンゴル民族離れしているなあ。
こういうところは、かつての旅と書物研鑽の日々が活かされている。
何より大きいのは、単独で外に対して答えを表明したこと。
だいたい、この手の状況は、他陣営を見ながら判断する、みたいな返答になりがち。
外から見て、これほどアテになる存在はない。
ただ、単独でも存在感と影響力をふるう存在となってきたテムジンとは裏腹に、各陣営は妙な独自色を出してきた。
特に婚姻関係に縛られながら、どこかテムジンに対する引け目(負い目?)が態度に表れてきたジャムカが気になる。
これはテムジンを相手にしたその他陣営の大同盟フラグか・・・
タタル族とテムジン軍の存在が入れ替わっただけ、という結末になりかねないなあ。 (かといって、金国も万全ということでもないだけに)
そんな中でも、吸毛剣をふるい精鋭騎馬軍で大暴れするテムジン、
玄翁プレイ堪能か(爆)